見学時に、誰もがまずチェックする要素があります。
施設の中のニオイです。
ニオイは隠せません。ですので、まず皆がチェックするポイントなのです。
我々は、介護の専門家であり、介護プラス代表の山川氏とタッグを組み、
いろいろな介護施設を見学し、その事実を突き止めました。
山川氏は、様々な介護相談に対応する為、これまで700以上の介護施設を見学し、
特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどの入所相談から、
デイサービスや訪問介護サービスなどの在宅介護相談など、
これまでで200件以上の相談に対応してきた、この道のプロであり、
介護のコンサルタントです。

初めは知らないことばかりで、相談者の質問に戸惑うことも多くありましたが、調べたり、
専門の方に聞いたりとしていった結果、自分なりの答えが出てくるようになってました。
『山川に相談して良かった！！』と思ってもらえるよう取り組みますので、どうぞよろしく
お願い申し上げます。

オゾンケアの開発にあたって、多くの介護施設を見学するために、山川氏と行動をともにしました。
介護施設を紹介してもらいたいと考えている相談者は、毎日のように、山川氏の元に来訪します。
相談者の希望に合った施設をご案内できるよう、施設見学に行くのですが、その際はオゾンケア開発チームも必ず同行しました。

何十回と同行する中で、山川氏にいつも言われていたことがあります。
それは、
「見学者は施設に対して、必ずしも本音を言うわけではないんですよ」
ということです。

山川氏に言われました。

山川氏のようなコンサルタントがいない限り、いつまで経っても、本当の意味での解決策は見えてきません。
そしてその彼が、最も強く早急な改善を要請するもの、それが、ニオイ対策です。

見学先の方は、いつも言われます。

と、施設の方に説明していました。さらに、

ご家族だけでなく、入居するご本人にも言えることなのですが、実際は老人ホームを探しているからと言って、
誰の目から見ても明らかな老人ホームを探しているわけではありません。

入居希望者が本当に求めているのは、
介護が必要になっても安心して生活できる「居心地の良い空間」です。
老人ホームだからといって悪臭が漂う施設では、
「居心地が良い空間」とは言えません。

毎日終わることのないオムツ交換に伴うニオイ、
週に２～３回の入浴では抑えることのできない加齢に伴うニオイ。
ニオイの原因はこのように分かりきった内容ですが、このニオイを消すためには、
大きく分けて3つの対策方法があります。

1の芳香剤は、トイレや自動車などで使われることがあります。
2の消臭剤は、ご家庭やホテルなどでもよく使用されています。
1と2、どちらもニオイの元を消し去るのではないので、根本的な解決に なりません。

3のオゾンは、分子レベルでニオイの元を分解して、ニオイ自体を消し去ってしまうので、
ホテルやレストラン、自動車会社や清掃会社などで、広く使われています。
介護施設でよく使われているのも、オゾン発生器が多いです。
強いニオイでも、オゾンなら分解し、消臭ができます。

だから、「オゾンケア」が介護施設の消臭に劇的な効果を発揮するのです。

消臭用のオゾン発生器は数多くありますが、
介護施設、在宅介護のために作られたものは恐らく、この「オゾンケア」だけでしょう。
山川氏と協議に協議を重ねてコンセプトを作り、設計し、作り上げました。
もちろん介護以外の用途にも使えますが、開発チームが最も優先させたのが、
これから増加する、介護を行う施設のスタッフ、在宅で両親の介護を行う方にとって、
最も良いものであるようにということでした。

介護施設や在宅介護に導入したオゾン発生器で、時折問題になっていたのが、
入居者が、導入したオゾン発生器に興味を持って、ボタンなどを適当に触って、
勝手に設定を変えてトラブルになることでした。
オゾンケアはこのようなトラブルを避けるため、設定の変更方法をやや複雑にしています。
例えば、オゾンケアはオゾンの発生量を3つのモードから選べるようになっています。
6畳～8畳程度の部屋であれば、モード1、やや広めの8畳から12畳程度の部屋であればモード2、
それ以上であればモード3で運転します。
このモード切り替えの際に、赤いボタンを3秒長押しし、
もう一度赤いボタンを押すとモードがひとつずつ変わる、という仕組みになっています。
複雑にしたとはいえ、難しいものではありませんが、
3秒長押ししなければモードが切り替わらないようにしたことで、
入居者やご家族に勝手に設定を切り替えられてしまうといったようなトラブルは、まずありません。

オゾンは濃度が高くなりすぎるとノドが痛くなったり、目が痛くなったりします。
逆に、濃度が低すぎるとまったく消臭効果がありません。
濃度が低ければ問題ないのですが、高くなると有害です。
そこで、何度も実験を行い、最適なオゾン量を計測しました。
前述しましたが、6畳～8畳程度の部屋であれば、モード1、
それよりやや広い8畳から12畳程度の部屋であればモード2、
それ以上であればモード3で運転すれば、
安全でいて、消臭効果も発揮できるオゾン量になるように設計されています。
お部屋の広さを確認し、広さに合ったモードでご使用ください。
一度設定すれば、24時間365日、何も手を加えず連続で運転しても問題ありません。

一般的なオゾン発生器は、日々のメンテナンスが必要です。
特に、オゾンを生成するために、放電管という部品で放電させているので、この部分が熱を持ち、
徐々に磨耗し、いずれ交換が必要になります。この問題を技術的にクリアし、ずっとオゾンを生成し続けられるようになりました。
忙しいスタッフの方々や、介護をしているご家族の方々に、メンテナンスの手間がかからずに済むようにと考えて、
メンテナンスフリーのオゾン発生器を実現させました。

感染症に対する抵抗力が弱い高齢者が、集団で生活する老人ホーム。
感染自体を完全になくすことはできませんが、
その対策には施設スタッフの皆様も毎日神経を尖らせているのではないかと思います。

集団感染を起こす可能性があるインフルエンザ、
感染性胃腸炎（ノロウイルス感染症等）、腸管出血性大腸菌感染症、痂皮型疥癬。
感染抵抗性の低下した高齢者に多く発生する
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症（MRSA感染症）、緑膿菌感染症。
オゾンはこのような雑菌やウィルスにも強い効果があります。
ですので、感染源の排除や感染経路の遮断が求められている施設運営者のほとんどが、
オゾン発生器を導入しています。

ノロウイルスそのものがどの程度の二酸化塩素、オゾン濃度で不活化(消毒)されるかを市販品を購入して検討した。
市販品はWebで検索し、購入しやすく消毒薬成分以外の表示がない製品を用いた。

 

【方法】
購入直後の二酸化塩素とオゾンの濃度は、分析により、それぞれ800mg/Lと30mg/Lであった。
ウイルスそのものへの直接的効果を把握するため、ネコカリシウイルスを含む培養液の希釈液と、希釈した二酸化塩素とオゾンを混合した不活化(消毒)実験を行った（右表）。

 

【結果】
薄めた培養液のように有機物がほとんど無い条件で、ウイルスそのものは1～2mg/Lの二酸化塩素、オゾンで不活化(消毒)された（15秒以内）。

東京都健康安全研究センター「ノロウィルス対策緊急タスクフォース」報告書より

6～12畳程度の個室に最適です。

介護用であるが故の設計です。

日々のメンテナンスは必要ありません。

強すぎず、弱すぎずの、ちょうど良い生成量です。

1ヶ月の電気代は180円。とても省エネ設計。

小型で軽量、扱いやすいオゾン発生器です。

1年以内に故障等があれば、無償で修理か交換します。